デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 新卒採用

デロイト トーマツ コンサルティング (DTC)は
夢や目標を仲間と一緒にかなえられる場所

執行役員・タレント担当パートナー:箱嶋 俊哉
外資系IT企業を経て2014年にDTCに入社。金融、公共、製薬業界を中心に、テクノロジーを軸としたコンサルティングサービスを担当。企業統合や基幹システム再構築などのグローバルおよび大規模プロジェクトに強みを持つ。デロイト トーマツ グループとして提供するCXO Programの責任者も務める。2022年6月よりタレント担当パートナーに着任。

Q.タレント担当パートナーとしての意気込み、目標をお聞かせください

A.もっとも強く抱いているのは、デロイトをプロフェッショナルに選ばれる唯一のファーム、唯一の選択肢にしたいという気持ちです。私たちのメンバーや未来の仲間、そしてクライアントや社会からも「デロイトでなければ」と言っていただくために、何ができるのかを常に考えなければいけないと思っています。
最近接する機会の多い、学生さんを含む若いみなさんとお話をしていると、個人のキャリアや成長だけを追い求めるのではなく、社会の課題や不条理に関心が高い方が多くなっている印象があります。だからこそ、私たちのファームもそうした思いを昇華できる場にしなければいけません。私は30代半ばで外資系IT企業からデロイトに転職しましたが、その経験も踏まえて、デロイトが素晴らしいファームであること、皆さんが活躍できる場所であることを一人でも多くの方に伝えていきたいと考えています。
今、私たちはデロイト・バリュー・イニシアチブ、つまり社会の価値をより高めていくことに目を向け、直接接点のあるクライアントや社会だけではなく、個人の思いを形にしていけるような取り組みを行っています。自らのやりたいことを実現するための仲間を作っていく、そしてそれがコミュニティーとなり、結果的に社会に対して大きなインパクトを与えていく。今でもデロイトには、そうした夢や大きな志を実現できる環境が十分に用意されていますが、今後、さらによりよいものにしていきたいですね。

Q.DTCの人材育成にはどのような特徴がありますか?

A.代表的なものを三つ挙げると、ひとつは人材に関して責任を持っている役員が多い点です。私はタレント領域の責任者として採用や育成をメインに担当していますが、ほかにもエシカルカルチャーを醸成していくパートナーなど、さまざまな側面から人材価値の向上を担っている役員がいます。「ピープルファースト」という考えのもと、人材をいかに大切に育てていくかにフォーカスしている点は、デロイトにおける人材育成の大きな特徴です。
二つ目は充実した育成プログラムに加え、コーチングの仕組みも手厚いという点です。人は誰しも、他者から学ぶことが多いものですが、とりわけコンサルティングファームで働くような人たちは、周囲のプロフェッショナルから学ぶことが大きな成長のインプットとなります。たとえば「Check In」と呼ばれる制度ではプロジェクト単位でのコーチングを行い、より実際の業務に照らしてタイムリーなフィードバックを行います。またそれとは別に、直属の上司と継続的に行う目標面談や評価のフィードバックがあります。一人につき直属の上司が二人担当することによって複数の視点が入り、公平かつ多角的な視点から評価やアドバイスを受けることができます。さらに評価する側もマネジャーとパートナーというようにランクに違いを持たせることで、より早い段階から少し先の先輩の姿を見ながら、目線を上げていく意識づけの効果もあると感じています。
三つ目は、人材育成に関わる人の想いです。研修の講師やトレーナーの実に95%以上はコンサルタント自身が担当しています。多くの会社が研修を外部に委託している中、これはすごいことだと自負しています。自らも先輩から学んできた現役コンサルタントのみなさんが、自らも後進の育成に関わらいたい、という熱い想いを持って取り組んでくれている。この学び合う、教え合うというDNAを持ったタレントが、また新しいタレントを作っているという点にも自信を持っています。

Q.DTCで活躍しているコンサルタントにはどのような人が多いのでしょうか?

A.これも大きく三つ挙げられます。ひとつは常に前向きな気持ち、向上心を持っている方。もうひとつは困難な課題にぶつかっても諦めることなく、物事を前に進めようという意識で取り組んでいる方です。ただ、これらはプロフェッショナルとして活躍する人の共通点とも言えます。活躍している方に共通する3つ目の特徴は、これらに加え、世界や社会を良くしていきたいという大きな志や夢を持っていること。これがデロイトならではと言えるでしょう。
また、とくに若い世代に共通して備わっていると感じるのは素直さです。フィードバックの仕組みのなかで多くのことを吸収していく際、言われたことを聴く、あるいは理解して咀嚼するだけでなく、さらにそれを次のアクションに繋げて自分のものにしていく姿勢を持っている人が多いと感じます。デロイトの若手メンバーの成長スピードが速い理由はそういうところにもあると考えています。

Q.社内の雰囲気や働き方についてお聞かせください

A.デロイト全体に通じるのは、互いに手を取り合って物事を成し遂げていくという姿勢です。私たちはグローバルを含む共通の価値観に、Shared Valuesというものを掲げています。この5つの価値観のなかで、とくに私が好きなのは“Take care of each other”です。自分だけでも相手だけでもなく、お互いにケアすることを共通の価値観として考えるところが、フラットな人間関係や風通しのよい組織風土を醸成している根幹にあります。たとえば新入社員研修でも、お互いに表彰し合う取り組みなどがあり、Shared Values はDNAのように私たちに浸透しているものだと言えるかもしれません。
働き方に関して言えば、私の場合は他の人より朝は早めかもしれませんが、その分夜遅くまで仕事に追われているということはありません。子育て中で保育園の送り迎えをしながら働いているメンバーもいれば、プライベートでやりたいこととのバランスを取りながら活躍されている方も多くいます。自身のライフステージや生活環境にあわせて働くこと、そして自身の事情や配慮してほしいことを気兼ねなく話せる雰囲気があり、誰もが個々の働き方を当たり前のこととして受け入れています。

Q.ご自身が仕事をする上で大切にしていることは何ですか?

A.私にはテクノロジーを活用して、「人間が人間にしかできないことに時間を使える世界を実現したい」という思いがあります。IT系の企業で働いているときも、デロイトに来てからも、その思いは変わりません。私が今後も取り組んでいきたいライフテーマですね。
また、常に相手の期待値を超えたいということは日々考えています。それは相手がクライアントであっても、一緒に仕事をしている仲間であっても同じです。普段から相手が何を必要としているのかを観察したり想像し、また自分に何が求められているのかを考え、その上で期待に応えるだけでなく、プラスアルファの価値を提供できる存在でありたいと思っています。

Q.DTCの選考受験を検討されている候補者の方々へメッセージをお願いします

A.世の中に貢献したいという志を持っている方は、きっとデロイトで活躍できるはずです。その思いはグローバルを見据えたものでも、日本の地域格差を埋めたいといったものでも構いません。また、それに対する手段も今はまだ知っている必要はありません。なぜなら、デロイトにはありとあらゆる業界、分野におけるプロフェッショナルがいます。そうしたメンバーの知見やネットワークを活かすことができますし、周りから学ぶことができるからです。
大きな夢や志は、行き詰まったときの乗り越える力にもなります。やりたいことが骨太なものであればあるほど、ぶつかる困難や新しい環境はその過程に過ぎませんから、活躍の幅も広がるはずです。もし失敗してもそこからまた安心して学べる環境と支えてくれる仲間がいますから、ぜひデロイトで自分の夢や目標に挑戦してほしいですね。