デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 新卒採用

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DTCコンサルタント図鑑

新しい視点や価値観を受け入れることが成長するための近道

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国内大学院/物質工学専攻

T.T

Q.どのような学生生活を送っていましたか?

A. 理系学部だったので、大学4年生と修士課程の3年間は、ひたすら地道に研究活動を行っていました。大規模実験系ではなく、シミュレーション系の研究室だったので、黙々と試算や検証を繰り返し、ふと気づけば、3~4日だれとも話していないことも。理系科目は好きでしたが、他人との議論・雑談も大好きだったので、「個人活動の研究者は向いていないかなぁ」とぼんやり考えていました。

Q.なぜコンサルタントになろうと思ったのですか?

A. 総合大学に在籍していたので、周りには法学部や経済学部などの友人も多くいました。飲み会などの場で友人たちから聞く、法律の論理構成や、経済理論などのよもや話が、とても「理系」的で驚いたことを覚えています。その影響か、うまく理系的な能力を使いながら、社会と深くかかわる仕事があるのではないかと探した結果、コンサルティング会社に出会いました。「これだ」と思ったので、コンサルティング一本で就職活動に臨みました。そういう意味では、あまり迷いはありませんでしたね。

Q.これまで携わったプロジェクトの中でもっとも印象的なプロジェクトのエピソードをお聞かせください。

A. ニューヨーク事務所駐在時に携わった日系IT企業のメディカル業界新規事業参入支援ですね。この企業は、IT技術を活用して、ヒトの免疫機構のシミュレーションに基づく新しい医療サービスを構築しました。これで米国市場に打って出る。デロイトのミッションは、米国での本サービスに対するニーズ調査や、技術的な評価を行い、新規事業戦略を構築することです。かなりの専門知識が必要とされるため、デロイトの中でも選りすぐりの専門家集団でプロジェクトを編成しました。プロジェクトマネジャーは、英系製薬企業出身で米国市場参入に長けた英国人、技術的評価は米国人の免疫学専門家と中国人の医療ITエンジニア、ドクターニーズ調査は医学のバックグラウンドのあるインド人医師、全体の事業計画取り纏めはウォートンスクールを卒業したての米国人アナリストがそれぞれ担当。それにアカウント担当として私と私の日本人上司が統括する体制です。7人で5国籍のチーム。各メンバーの意見を整理するだけで一苦労でしたが、デロイトの多様性と専門性を感じたプロジェクトでした。

Q.これまでで一番成長を感じた瞬間はどのようなときでしたか?また、成長に必要なこととはどのようなことだと思いますか?

A. 新しいメンバーとプロジェクトをするとき、新しいクライアントと仕事をするとき、いつも成長を感じます。プロジェクトはいつも「生き物」で、様々な意見や価値観のぶつかり合いにより変化し、内容が磨かれています。新しいチームで仕事をするときは、いつも新鮮な視点が加わり、自分の糧になると感じます。他者に対して、自分を開いていき、新しい視点や価値観を受け入れることが成長するための近道ではないでしょうか。

Q.DTCで働く魅力はどのようなところですか?

A. 変革のスピードです。グローバル化、デジタル化などの流れで企業は大きな変化に直面しています。デロイトは、常に先回りをしながらの変化のリード役にならなくてはいけない。だから、我々自身も変わり続けなくてはいけません。入社して13年が経ちますが、マンネリやルーチン化を感じたことは一度もありません。常に新しい人と出会い、新しいアイディアを出し、新しいチャレンジをし続けていくことがデロイトで働くことの楽しみですね。

Q.これまでのプロジェクト経験が現在にどのように生きていますか?

A. デロイトでのキャリアを通じて、IT導入からオペレーション改革や組織改革、経営戦略立案まで幅広いテーマでのプロジェクトを経験することができました。少しずつではありますが、経営目標を達成するためには、企業のどのレバーを引けばよいのかが見えてくるようになりました。企業とは、独立した個別部門や個別機能の集まりではなく、すべてが絡み合った有機物です。もぐら叩きのように個別の課題に対応するアプローチでは、経営課題を解決できません。企業全体の動きが頭の中に描けるようになり、全体最適の観点から発想できるようになってきたことが、これまでの経験から得た最大の財産かもしれません。

Q.就職活動を行う学生の皆さんへメッセージを!

A. おそらく、次の30年を考えたとき、新卒で入社した企業で勤めあげて定年を迎えるようなキャリアは成立しなくなると思います。就職活動では、「絶対に壊れ無さそうで安心な椅子」を提示してくれる企業ではなく、自分のインナーマッスルが鍛えられる「バランスボール」のような企業に飛び込んでみるのはいかがでしょうか?しっかり、足腰を鍛えて、何があって逞しくキャリアを歩めるようになることをおススメします!

これまで経験した主なプロジェクトの業界とテーマ

エネルギー業界
総合エネルギー企業実現にむけたIT戦略立案
自動車業界
アジアにおける成長戦略立案と地域統括会社設立支援
診断機器業界
医療制度改革を踏まえた中期経営戦略立案
治療用機器業界
プライシング戦略
医療機器業界
新製品上市戦略
日本国内流通構造改革
手術用製品プロダクトポートフォリオ戦略
グローバルサプライチェーン戦略
情報通信領域
医療サービスの米国市場参入戦略
商社
米国ヘルスケア市場投資戦略

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