デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 新卒採用

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DTCコンサルタント図鑑

成長を続けていくには、謙虚さを持ってどんな基本的なことも軽んじず、自分の課題に気付き改善しようとするマインドを持ち続けること

Senior Manager

国内大学院/経済・経営・金融

A.M

Q.どのような学生生活を送っていましたか?

A. 学部・大学院で所属していた金融工学系のゼミを軸として、哲学、心理学、歴史学、物理学、生物学など、横断的に様々な学問領域に接することが楽しく、目当ての講義を見つけては聴講し、教授に話を聞きに行き、関連論文をリサーチしたりしていました。
コンサルティング業界を知ったきっかけは経営学を学んでいた時で、多様な領域で知識を駆使するという仕事の性格に、自分のフィーリングの合致を感じたことを覚えています。

Q.なぜコンサルタントになろうと思ったのですか?

A. 経済・社会の多様な領域における知識・スキルを学び、それらを実社会にインパクトを与えるようハイレベルかつグローバル規模で駆使できる機会がコンサルティング業界にあると思えたことが一番の理由です。
こういった恵まれた機会の中で、優秀でかつ多様なバックグラウンドを持つ人々と共に仕事をし、自身の枠を様々な方向にどんどん広げていけるという期待は、他の業界ではなかなか満たせないものだと思います。

Q.これまで携わったプロジェクトの中でもっとも印象的なプロジェクトのエピソードをお聞かせください。

A. 入社3年目の頃に、プロジェクトでイギリスに駐在し、チーム全員が同じアパートに暮し、毎朝同じタクシーでクライアント先に向かうような生活をしていました。
経営戦略案件でクライアントの期待値も高く、クライアント先からアパートに戻った後もチームで一人の部屋に集まり、まさに一丸となってディスカッションを続けていました。
それが深夜まで続くこともありましたが、チームの出した結論がクライアントに評価され、感謝を受けたときは、それまでの疲れも吹き飛ぶ心地だったことを今も覚えています。

Q.これまでで一番成長を感じた瞬間はどのようなときでしたか?また、成長に必要なこととはどのようなことだと思いますか?

A. 入社して2年半を過ぎた頃に、一人でフィンランドに出張し、クライアントミーティングをファシリテートする場面がありました。チームメンバーがいない中で単独でクライアントと議論し、想定していたアジェンダを終えられたときは、それまでの経験が確かに成長に繋がっていると感じました。
成長を続けていくには結局、初心(謙虚さを持ってどんな基本的なことも軽んじず、自分の課題に気付き改善しようとするマインド)を持ち続けることが大切だと思っています。

Q.DTCで働く魅力はどのようなところですか?

A. インダストリー・コンピテンシー・地域のいずれにおいても広範な領域をカバーし、戦略立案から実行までを優秀なチームと一緒に行えることがDTCで働くことの一番の醍醐味だと思います。
また、いつでも必要な時にデロイトのグローバルリソースにアクセスし、リアルタイムで全世界のメンバーファームから知見を借りることができるのもデロイトで働くことならではの得難い資産の一つです。

Q.これまでのプロジェクト経験が現在にどのように生きていますか?

A. プロジェクトで得られる経験の一つ一つが、自分が一人で主体的にやっていくための力に繋がっていると感じています。
自らプロジェクトのゴールとプランを設計する、自ら会議の進め方を考え会議をファシリテートする、自ら成果物の構想をデザインする、英語によるグローバルコミュニケーションを行うなど、過去の経験のどれをとっても無駄なものはないと感じています。

Q.就職活動を行う学生の皆さんへメッセージを!

A. コンサルタントになることで、圧倒的な成長の機会に恵まれることが約束されます。
一方で、自分の限界を超えていくという意味で、成長は労苦の裏返しでもあります。
学生の皆さんには、一定の労苦を払うという覚悟を持った上で、コンサルティング業界に飛び込んでいただきたいと思います。
そうすれば、小手先のスキルや一過性の知識ではない、本当の意味で自分自身を強くするという成果をコンサルタントという職種を通じて得られるはずです。

私の1年間のプロジェクトストーリー

4月~7月
クライアント業界:大手電機製造業界
プロジェクトテーマ:欧州におけるB2Bソリューションビジネス戦略策定
エピソード:
欧州におけるB2Bソリューションビジネス戦略を策定し、新規事業の立ち上げを目的とした、ドイツを拠点とする初の海外駐在プロジェクトでした。
欧州各国の食品小売、自動車、不動産、農業、出版、旅行・観光、ミュージアム、アパレルなど、多様な業界のリサーチを行い、各業界でクライアントがもつテクノロジーを活用してどのようなソリューションが展開できるかを構想し、ビジネスモデル・収益シミュレーションのデザイン、さらにはパートナー企業との交渉までをも実行していました。
8月~11月
クライアント業界:大手電機製造業界
プロジェクトテーマ:SMB市場進出戦略策定と欧州展開
エピソード:
日系企業の欧州における戦略展開を支援するために、7人の現地チーム体制でイギリスを拠点に駐在したプロジェクトで、イギリス駐在中にもドイツ、フランス、スペイン、イタリア、ポーランド、デンマーク、フィンランドに出張するなど、極めてグローバル色の強いプロジェクトでした。
資料作成やコミュニケーションは全て英語で行うことが必要とされ、(否応なしに)現場でグローバルコミュニケーション力が身に付きました。
12月~3月
クライアント業界:大手電機製造業界
プロジェクトテーマ:間接財調達・購買システムのグローバル展開
エピソード:
間接財調達・購買システムを南・東南・東アジアの各国会社に展開するプロジェクトで、日本からPMO(Project Management Office)として各国のクライアントリーダーとTV会議で展開計画の策定、計画進捗・課題管理等の検討を毎週行っていました。(各国会社のクライアントは必ずしも日本人ではないため、コミュニケーションは英語)
また、システム/BPO(Business Process Outsourcing)ベンダーがインドの企業であったため、インド人ベンダーとの交渉・連携も日々行い、日本・インド・展開各国の歩調が合うよう調整役も担いました。

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